音の質を整える事…それが整音です。
あなたが ド レ ミ ファ ソ と弾いたとします。
でもそれが ド レ ミ
ファ ソ …と響いたら…
あなたのピアノは整音しなくてはなりません。
ソフトな音 クリアーな音 明るい音 かろやかな音 重々しい音 のびやかな音
硬めな音 等など……
あなたは どんな音が お好きですか?
調律師は、お客様の好みに合わせて、ピアノの音を作り上げます。
音に一番関係があるのが ピアノのハンマーです。音の良し悪しは、ハンマーで決まります。
硬すぎるハンマーには、フェルト部分に針を刺し、弾力を持たせます。
もちろん きちんと調律されていないといけませんし、タッチの「重い・軽い」が、弾く人の音のイメージに
そのピアノの一番いい音。お客様の理想の音。
硬すぎるハンマーでは、きんきん響いて癇に障る、伸びのない うすっぺらな音がします。
逆に、やわらかすぎるハンマーでは、ボワボワした、全く芯のない、まぬけな音がします。
やわらかすぎるハンマーは、やすりでフェルトを削って整形します。
それから針を刺して、丹念に音を整えていきます。
大きく影響しますから、中のアクション(メカニズム)の状態も、きちんと調整されていなくてはなりません。
それを作り上げるのが、私達調律師の仕事です。