名古屋守山ロータリークラブも昭和、平成、令和と三世代に渡る歴史を積み重ねてまいりました。
第５７代会長を仰せつかりました井ノ上由貴男です。
先輩諸氏が築き上げた伝統と格式を損なわないよう精一杯頑張りますので、どうかよろしくお願い申し上げます。 　マーク・ダニエル・マローニーＲＩ会長は今年度(2019年－20年度)の国際ロータリーのテーマを“Rotary　Connects　The　World”　「ロータリーは世界をつなぐ」と掲げています。
これを受け 当地区(2760地区)の伊藤靖祐ガバナーは「グローバルに考え、地域社会とつながり、ロータリーを成長させよう」と提唱され、今年度地区方針の中で以下のように謳われています。
―私たちはロータリーを通じて手を取り合って繋がります。
ロータリーを成長させる方法も繋がりにあり、繋がりがより大きくなれば地域社会へより大きなインパクトをもたらします。
そのために従来のロータリークラブの既成概念を抜け出す多様性と柔軟性で適応力を高めるのです－ 　また、活動方針としては次の5つの項目を挙げられています。
① クラブ戦略委員会で例会と奉仕の在り方を見直す。
② 会員増強と退会防止
③ ポリオ撲滅への貢献
④ ロータリー賞への挑戦
⑤ 国際大会(ハワイ、ホノルル)への参加(2020年6月6日～10日) そして今年度の名古屋守山ロータリークラブではこれまでのクラブ戦略委員会が作成した「Ｓｔｒａｔｅｇｙ6」 6大戦略を踏襲しつつ、2020年には東京オリンピックが開催されますので 新たに「MＯＲＩＹＡＭＡ2020 -Beautiful　Harmony-」として事業を進めてまいります。
ガバナーの意向に沿った方針を各委員会がバラバラに活動するのではなく、横断的に「繋がりを重視した」各施策を行っていく所存であります。
また今年度は第2760地区の各種委員会の出向を前年の5名５委員会から８名９委員会へと増員しました。今後の活躍が期待されるところです。 　名古屋守山ロータリークラブは、まさに今が「第２のチャーター期」といっても過言ではありません。
ここ５年間で入会した会員は３4人になり、約63％の会員は会歴５年未満であります。 　今年度は、昨年度のような大きな事業(ＩＭ開催、櫻の回廊プロジェクト、創立５５周年)はありません。
その様な中、当然のことながら 会員増強（チーム６０~チーム７０）は勿論継続しますが、現状３年未満の会員が約半数を占めており、会員の退会防止にも力を注いでいかなければなりません。
そこで月一回 入会歴の浅い会員に参加して頂いて先輩会員が、ロータリーの楽しかった、苦しかった時の話をして頂く場を設け、その後 懇親会を通じて会員相互の“つながり”を強固にしていきたいと思います。
また、ロータリー活動の基本は例会への参加であります。守山ＲＣは必ずしも例会出席率が高くありません。
メーキャップも含めて１００％出席となる例会日を設けたいと思います。
これには全会員の協力が必要不可欠であり、楽しい例会の場を作っていきたいと思います。 　今年より改元され「令和」となりました。外務省は英訳で「Beautiful　Harmony＝美しい調和」と在外公館に指示しました。
守山RCも「第２のチャータースピリット期」であり、同時に歴史と伝統も尊重しなければなりません。
まさに新旧が調和して対内的にも対外的にも今年のRIテーマである「つながりと成長」を図っていきたいと思います。

2019-2020年
名古屋守山ロータリークラブ
会長　井ノ上　由貴男