1学期のことば

善(ぜん)友(ゆう)

【こまったとき、よい友だちがいるとうれしい】


仏教上の言葉“善友”を、一般の人のために やさしく訳したものです。
善友とは、修行の時に一緒にはげまし合う同行の人を指します。
 ところで、人間は誰も完全な人はいません。
現代は便利な時代ですが、不安の時代ともいえます。
ストレスや、いろいろな不安をかかえて生活しています。
私は10年近く前に、仕事をしながら父親の介護に入りました。
日常の忙しさの他に、高齢の親の心配と不安が一緒になりました。
そんな時、町中で小学校時の女性の同級生に出会い、偶然にも、彼女も高齢の母親の介護中でした。
立ち話でしたが、互いに生活の状況を話合い、それだけで、ずい分、気持ちがすっきりしました。
友だちっていいなと思いました。
幼稚園では、新学期の新しい環境で、お子様、保護者の皆様も生活が変わり、どなたも何かしらの不安を感じるでしょう。
まして、初めて家庭を離れて登園するお子様は、大人のように言葉で説明出来ない心配でいっぱいです。
 そんな時、初めての集団生活で、声をかけてくれるお友だちが出来たら、どんなにうれしいことでしょう。
声をかけるお友だちも、勇気がいることもあるでしょう。
互いに言葉をかけあいながら、楽しい園生活にいたしましょう。

2019年04月11日