3学期のことば 令和2年

                  ひ  あら  ひび  あら
                 【日 新たに 日々 新たに】 (また、日に 新たなり)


 この言葉は中国古代からの有名な格言です。
簡単に言えば、ひとつのことをやり遂げるのに、一日、一日、初心に
かえって取り組み、努力し、人間としての徳や技術を磨こうという
ことです。

 さて、世間では、輝かしいオリンピックの年。令和2年なのに世界も日本も、不安のままスタートしました。いわゆるトランプ大統領とイランの戦いで新年が始まってしまったのです。
又、消費税が上がっても景気は上がりそうにありません。
地方の少子化は歯止めなく進み、私の心境も不安といえば不安です。

 しかし、すでに幼稚園無償化はなんとか軌道に乗り、毎日、園児の楽しそうな、元気な声が聞こえます。
年長組は、4月から学校という新しい教育の場に進みます。
大人のように不安を抱えて、暗くなる暇もありません。それは、成長という自然な過程ですから。

この格言の始めに述べた意味を、少し広げて解釈し、どんなこと
が起きても、一日一日が新しい一日と受け止め、
“日 新たに、日々 新たに”と、口ずさんで、明るく子育てと保育に
のぞんでいきたいものですね。変貌する社会の中にあって、
日によっては、少しくらい心が折れそうになることもあるでしょう。
その時はこの言葉を思い出しましょう。

2020年01月10日