< 聖母訪問会 三浦修道院のご案内 >




三浦修道院・修練院

〒238-0103
神奈川県三浦市南下浦町金田223−6

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聖母訪問会新修道院の誕生

この秋、三浦海岸の金田湾に聖母訪問会の修道院が新築誕生しました。
11月1日に横浜司教区長梅村司教様によって建堂式が行なわれ、聖母訪問会創立90年、横浜教区内21世紀初めの修道院新築誕生です。

聖母訪問会の日本創立はベネディクト15世教皇様の時代で、奇しくもベネディクト16世教皇様の登位まで7代 です。新しい年が世界の平和に向かって進むように祈ります。

主任司祭 フランシスコ・ザベリオ 日野武満

※渚(カトリック三浦海岸教会会報)第30号,2005年12月11日から抜粋

聖母訪問会 三浦修道院を訪ねて

 2月25日午後、広報の取材として、聖母訪問会三浦修道院を訪問しました。小高い丘の上に建つ木造の純 和風の建物・・・。屋根は、和瓦で、其々「命」「迎」等を表す鬼瓦ならぬ天使瓦。一方で、エコロジカルな 生活が伺える太陽光発電、風力発電等の設備が整えられています。

 日曜日のミサでお会いするシスター方々に暖かく迎えられ、色々な事を教えて頂きました。

 聖母訪問会は、1915年創立された日本初の邦人会であり、三浦修道院は、環境問題に対して、神様が創 って下さった自然との共生を願い、新たな生き方を模索する共同体であるとの事です。現在危機にさらされて いるいのちのいとなみを重んじ、身近な生活の中で、様々な実践をされていますが、

そのひとつとしてシスター方は、二年前からこの土地に足を運び、雑草処理−しかし、刈り込み、むしった草 は全て土に返し−から始まる土地作りの方法として「パーマアグリカルチャー(持続的農業)」を取り入れ、 野菜や生花を育てていく予定であるとの事でした。

 この日、案内された御聖堂は、畳敷きで、祭壇の後ろの窓からは、障子を開けると、三浦の、碧い海が見え ました。それは、日本人としてゆったりと「自然の中で自然と共に祈る(あるシスターの言葉)」為に本当に 相応しい場であると思いました。

(渚担当記者)

※渚(カトリック三浦海岸教会会報)第31号,2006年04月02日から抜粋