----- 重要なお知らせ -----
※2022年10月1日から診療時間が変更になります※
獣医師の健康上の事情により、誠に申し訳ございませんが、下記の通り診療時間を変更させていただきます。
休診日:日曜日・月曜日全日 休診日はお薬、食餌、診療予約の電話対応もできません。
外来日:火~土曜日 10:00~12:00 / 14:00~18:00 完全予約制です。時間内にお電話でお問い合わせください。
夜間救急対応(当院かかりつけの方のみ)
休診日(日・月曜日):21時まで
その他の曜日 :22時まで
ご来院前に必ずお電話ください。
それ以降の重症夜間救急は仙台夜間救急動物病院様にお願い致します。
仙台夜間救急動物病院 仙台市宮城野区苦竹1-2-51 TEL:022-794-9985
大変ご迷惑をおかけ致しますが獣医師の健康問題が厳しく何卒ご了承いただきたくお願い申し上げます。
CT・MRI検査は基本的に動物が動かないことが必要なため、麻酔を必要とします。CTは短時間で広範囲の検査ができ、おとなしい動物は状況によってはケースに入れ無麻酔で実施することもあります。
CTは主に内蔵、骨、皮下、筋肉内の病変を調べる検査です。 腫瘍発生時などは人のCT検査と同様に単純撮影の他に造影剤を用いて動脈相・門脈相・平衡相の3相撮影をいたします。3相造影画像が得られると疾病内容をかなり解明できます。(サンプリングなしのCT画像だけからは推定診断になります。)またCT検査は脳脊髄については異常は見られても正確には解りません。
MRIは主に脳脊髄内の病変を精査できる検査です。(通常脳脊髄病変はサンプリングができないため推定される診断となります。)しかし欠点はCTとは違い撮影時間が長く、CTのように一気に広範囲を調べられず、MRIだけで全身を調べようとすれば麻酔時間が長くかかり動物に負担を強いてしまいます。またCTを先に実施しておければMRIでは得られない身体の異常情報もCT所見で数多く得られます。
それぞれ単独での検査実施は可能です。しかしMRIについてはCT実施後その所見から得られる脳脊髄病変のおおよその位置とCT所見から得られる身体全体の異常情報を確認してから実施する体制が最良です。
またひとえに麻酔と申しましても各種麻酔法でその内容はだいぶ異なります。CT・MRI検査実施時の麻酔は状態の悪い動物に対して実施しなければならず、避妊手術時などの標準的な動物用麻酔ではありません。リンゲル、ブドウ糖をベースにした静脈点滴にプロポフォール、レミフェンタニル、ドブタミン、アトロピン、エスモロールの微量持続点滴で全身状態を安定させながら最少麻酔ガス濃度で実施します。しかしできる限り努力いたしている現状ではありますが残念ながら麻酔リスクが全くなくなるわけではありませんので何卒ご了承下さい。
またCT・MRI画像専門医様に画像データを送り診断頂く体制も実施しております。 (画像専門医 顧問 嶋崎等先生)
0234-22-2233
10:00〜12:00 / 14:00〜18:00