国は、季節労働者対策として行ってきた通年雇用安定給付金制度のうち、冬期雇用安定奨励金と冬期技能講習助成給付金の制度を平成18年度で廃止しました。
しかし、北海道には平成18年度末で約126,000人(全雇用者の内5.2%)の季節労働者がおりました。斜網地域(網走市・斜里町・清里町・小清水町・大空町)でも、建設業を中心に約2,700人(構成市町勤労者の約3.6%)の季節労働者がおりましたが、その多くが冬期間の離職を余儀なくされていました。国はこうした状況を踏まえ、平成19年度から地域における季節労働者の通年雇用促進支援事業を創設しました。
斜網地域通年雇用促進協議会は、国(厚生労働省)の委託を受けて斜網地域の季節労働者の方々の通年雇用促進に向けた事業に取り組むため、北海道とハローワーク管内(網走市・斜里町・清里町・小清水町・大空町)の行政・経済団体・建設業協会・季節労働者団体など27の団体を会員として平成19年8月28日に設立されました。
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