有限会社 伊藤ピアノ工房 調律・修理・販売 ドイツ・ピアノマイスター

修理

伊藤ピアノ工房 ピアノ教室「フリューゲル会」

調律とは

整調とは、キーからメカニズムにかけて全てを正しい動きに調整して正しいタッチを創り上げることです。

キーは正しく水平に
キーは横から見て水平に並んでいるべきで、
でこぼこしていてはいけない。
キーの深さは10ミリ
キーを押した時、その深さは 10 ミリで
なければならない。
打弦距離は47ミリ
これは、ハンマーが弦をたたく時に動く距離で、
世界共通である。

レット・オフは2ミリ
キーを押して音を出す時、ずっとそのままだと最後にはハンマーはキーを押し付け結局は音が出なくなってしまうので、弦に近づいたぎりぎりの所でハンマーの力を抜いてフリーにし、自由にハンマーを飛ばしてあげないといけない。
このハンマーが自由に スコン と飛ぶ瞬間を「レット・オフ」と言い、弦から2ミリの所で レット・オフするように調整する。
このように、100 分の 1 ミリの単位 で調整をして、はじめて良いタッチが得られるのである。
良いタッチになることにより、良い音がえられるのである。
「押したらそのまんま上がってこない」 とか 「この辺がすごく重い」と言うトラブルはとても分かりやすい表現ですが
等の様々なお客様の言葉から、一体このピアノのどこに問題があるのか、調律師は推理しなくてはなりません。
そして持てる全ての知識と経験をもって、少しでもお客様の求める音に近づくよう努力します。
「押したらそのまんま上がってこない」 とか 「この辺がすごく重い」と言うトラブルは
とても分かりやすい表現ですが

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