町内一般民有林がSGEC森林認証を取得
町内一般民有林がSGEC森林認証を取得しました
上川振興局管内全市町村と森林組合、企業で構成する上川森林認証協議会が森林89,598ヘクタールについてSGEC FM認証を取得しました。また、CoC認証についても取得し、13森林組合、10企業あわせて23の事業体が認証事業体となりました。
これにより当麻の森林は森林経営計画を樹立している一般民有林の殆どが認証森林となり、当麻町森林組合はCoC認証事業体となりました。
森林認証とは
森林認証は、森林環境保全に配慮し、生産される木材は持続可能な森林から合法的に取り扱われているかを第三者機関が監査し認証を与え、その森(認証林)から産出される木材製品にマークをつけることで、消費者に環境に配慮した木材を選んで買う機会を提供する制度です。
消費者は、マークの付いた製品を選ぶことで、森林破壊につながる木材製品の使用を避け、自然環境の保全と、持続可能な木材生産の両立に協力することができます。
森林認証は、二つの仕組みから成り立っていて、森林の管理・経営を認証するFM認証と認証された森林から産出された林産物の適切な加工・流通を認証するCoC認証があります。
木材は、二酸化炭素と水から樹木がつくった自然素材です。計画的に利用すればいつまでも再生産できる資源ですが、持続的に利用するには的確なルールが必要です。森林認証とはその持続的な循環を可能とする仕組みであり、そのルールに沿って環境配慮と木材利用を両立させる持続可能な森林の管理・経営が行われている森林で生産されていることを証明した木材が認証材です。